Book

国語教育を批判する。

若者の読書離れ云々などと言われているが実態はそんなことなかったりする。 昔からの読書家というのは未だに存在するし、オタク層はライトノベル読むし、所謂ヤンキー・DQNですらその善し悪しは別としてYoshiの小説*1を読んだりする。 じゃあ何が問題なのか…

嶽本野ばら「カフェー小品集 (小学館文庫)」

「居場所」を求めて彷徨う人がいる。 この本はそんな心地よい「居場所」の話。 「居場所」が何処なのか。それはその人にもよります。そのかたちも様々です。 一度、僕は好きだった喫茶店を失いました。 否、失ったというわけではありません。スパゲティを出…

悔しいので小出し。

某小説の感想のメモ。さっぱりだと思いますが。 SF読み的感想(キーワード:サイモン教授) ミステリ読み的感想 小説読み的感想 医療関係者を両親にもつとどうなるか カメラマンとカメラ設計者と神主と新興宗教 むふふ。 ほう Adobe InDesignで原稿を執筆すると…

私はなぜ井上ひさしが大嫌いか

思想と人間性。 思想に関しては言うまでもないですね。井上ひさし、極左で俺は極右ですから。 自らがかつての、がちがちのステレオタイプな日本人なのに(メガネ、デッパのね)日本人であることを否定するその姿勢。 そして天皇制反対論者なのに天皇主催の晩餐…

国語教科書の思想

素晴らしい本が世に出たと思う。(読んでないけど) リンク先の書評も斜め読みだけれどもね。 国語教育ってやつがまさしく「解釈を強制する」ものなのです。 評論ならまだしも、小説の解釈なんざ十人十色なのにも関わらず「正解」がある。点数がつけられる。 …

データハウスのエロ・マニュアル

まぁ、知ってることばっかりだしなーw*1 しかしまぁ、些細な一つのことをテーマに一冊仕上げるってのはすごい。しかし、売れてるのだろうか。 辰見拓郎って人が結構書いているみたいだけど。すごいなぁ。ちょっと調べてみよう。 *1:自分のエロ知識は18歳の高…

ゲッツ板谷「戦力外ポーク (角川文庫)」

この本でもっとも重要なのは最後の「Trash」です。 どうやらゲッツ板谷はオタクのことを誤解しているみたいなので書かせて頂きます。 オタクが自分の興味のあることにしか時間もお金も割かないというのは本当です。 ただしそれは基本的にはというだけのこと…

嶽本野ばら「下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん (小学館文庫)」

大爆笑大爆笑大爆笑。 いちいちギャグがおもしろいんだよ。 ツボ突いてくるんだよ。 もうね、それに関しては買って読んでくださいとしか言えないです。 しかしね、こんなにヤンキー文化に詳しいとはなぁ…。 まさにその通り。ヤンキーというのは実に凄い生き…

中島らも「今夜、すべてのバーで」

活字というのは活字中毒者にとって麻薬である。 麻薬だから枯渇すれば欲するわけで。 大分活字中毒という依存症から立ち直っていたのだがだめだ。 ここのところ連続飲酒のように活字を追う日々なんですね。 よく「子供に本を読ませましょう」とか「若者の読…

桜井亜美「alones (幻冬舎文庫)」

愛を知らない女と、ちょっと違った形でしか人を愛せない男の話。 (これ以上言っちゃうとネタバレだもんねー。難しいっすよ、ネタバレ無しに読書感想文を書くというのは) 俺も嘘の自分作ってたなーって気づいた一冊。学校での俺は嘘の自分だったんだ。 すこし…

嶽本野ばら「ロリヰタ。」

凄い小説を読んだな、と思った。 表題作「ロリヰタ。」は構成の妙に唸った。 なるほど、そういうためのあの話だったのかと。 具体的に話してしまうとネタバレになるので避けますが。 そしてやはり、話自体も大変面白かったのだけれども。 「ロリヰタ。」はジ…

大槻ケンヂ「ロッキン・ホース・バレリーナ (ダ・ヴィンチブックス)」

ということで、届きました。 夢中で読みふけってしまったよ。 なぜこの本を読んだかという事の経緯を。 いつだっけかな、二週間くらい前かな。 俺が筋肉少女帯の「僕の歌を総て君にやる」という曲に感動した、という話を彼女としたわけですよ。 そしたらまぁ…

完全パンクマニュアル~はじめてのセックスピストルズ 架神恭介+辰巳一世 共著

欲しいなぁ。こういうバカ本大好きだ。 アナーキーだ。 …ピストルズをちょっとこけにしてるところも良いw

今週のAERA(6/20号)の腐女子特集は実に普通の内容

面白そうだな。 図書館行って読んでくるか。 特に「男子校 オタクのゆりかご」ってのがえらい気になる。 私もかつて一年間だけ男子校にいて*1大変濃ゆい時間を過ごしましたので。 なにせ昼休みに電波ソングがかかる学校ですよ。 そりゃあまあ高校でヲタにな…

大塚英志「リヴァイアサン (電撃文庫)」

ブックオフで購入。 うーん。 ひさしぶりに小説を読んだけど、びみょーだったなぁ。 大塚英志って小説書く才能はねぇな・・・。 まぁ、読むのを止めるほど酷くはなかったけど、面白くもなかった。 何より全然キャラクターを生かせていないのがねぇ。 せっか…

知られざる「ヤンキー雑誌」の世界

チャンプロードよく立ち読みしてたなぁ、バス待ちの間に。 バス通学じゃなくなり、バス停のコンビニも潰れて読まなくなったけど。 …族車がかっこよく見えるのは、やっぱり僕が栃木県民だからでしょうか。

真実の愛を求め、俺たちは二次元に旅立った! (本田透インタビュー)

結構面白かった。 生憎私はあっち側(現実世界での恋愛)の人間なわけですが。 萌え〜萌え〜とかあんまり言わないし。 ――どんどん余計なお世話ですけど、これを書いたことによってルサンチマンが解消されてしまって、イケメンになってしまうんじゃないかと。 …

1500機種が勢揃い〜「ケータイBEST」の付録「日本ケータイ大図鑑」

買うか。 でもPSP買っちゃったせいで金欠なんだオレ。2000円しかない。 780円かぁー。痛いなぁー。「ウラBUBKA」も買いたいし。 今月でDVD-BOXの借金返済が終わるのが幸いだが。

「好きか、嫌いか―松本人志の二元論」

なかなか面白く読ませていただいた。 内容はまぁ、セックスに関することが多いな。 でも、ここまで大々的に「オレはこんなに女とヤってるで〜」とオープンなタレントってのは珍しいな。かえって好感。 「とりあえず1回ヤってみて、2回目で付き合うかどうか決…

「電波男」

オレはオタクだけども、二次元の女に恋をしたことがなくて現実じゃあしている(していた)っつーのはどーいうことですか。 あんまり好きじゃねぇし、萌えアニメとかギャルゲーとかエロゲーとか。寧ろ嫌い。 もう「オタク」とひと括りにはできないよな。方々で…

【書評】『死刑長寿』野坂昭如著

あ、すげー面白そうだ。チンポコが勃たないとダメて。バカだ。良い歳こいたおっさんの発想じゃねぇ。童貞中学生の発想だ。 買うかなぁ。*1 *1:買って下さいおながいします。死刑長寿

「プラネテス公式ガイドブック 2075年宇宙への挑戦 (KCデラックス)」を買った(買ってもらった)

最近、訳あって本を買わない生活をしているのですが。 でもまぁ、欲しくなったんで買っちゃったんです。(正確にはおふくろに買ってもらったんです。) うん、面白かった。 なるほどーフィー姉さんをああいう風に読み取るかぁ。 確かに大人にならないというの…

いばらぎじゃなくていばらき―超人気WEBサイト「茨城王」を読む

「茨城王」は結構好きなサイト。 おとなりの県栃木県民として、また茨城文化圏の某高校に通っていた*1俺としてはなかなか面白く見れました。 WonderGOOにはよく行くしね。 そんなサイトが本になったと聞いたら買うしかあるめぇ。 ってことで、チェケラウ。 …

「ウラBUBKA」3月号

今日は家に帰ってからずーっとウラBUBKA読んでた。 んでさっき読み終わった。 エヴァ特集ってことで買ったエヴァ世代な俺。 まぁ俺もエヴァ直撃世代なわけでしてね。 俺がオタクになったきっかけって中学の時に見返した*1エヴァなんだよなぁ。 内容はまぁ、…