桜井亜美「alones (幻冬舎文庫)」

愛を知らない女と、ちょっと違った形でしか人を愛せない男の話。
(これ以上言っちゃうとネタバレだもんねー。難しいっすよ、ネタバレ無しに読書感想文を書くというのは)
俺も嘘の自分作ってたなーって気づいた一冊。学校での俺は嘘の自分だったんだ。
すこし自分に正直に生きてみようと思った。そしてまぁ、少しずつ正直に生きられるようになってきた。
嫌いな奴にははっきりと嫌いだという意思表示をしてやろう。
不条理な先生にはちょっと立ち向かってみよう。
なんというかな、そういう力をくれたというか、気づかせてくれた。
かなり学校というか、なんというか、いろいろ不機嫌な俺に元気をくれた、かなぁ。