嶽本野ばら「下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん (小学館文庫)」

大爆笑大爆笑大爆笑。
いちいちギャグがおもしろいんだよ。
ツボ突いてくるんだよ。
もうね、それに関しては買って読んでくださいとしか言えないです。


しかしね、こんなにヤンキー文化に詳しいとはなぁ…。
まさにその通り。ヤンキーというのは実に凄い生き物なのですよ。
それも天然記念物級がうじゃうじゃいる茨城ともなるとねぇー。
あとパチンコの描写にも笑ってしまいました。権利物はねぇだろ権利物はw


では少し真面目な話を。
なるほど、ヤンキー(ギャル)とロリータのメンタリティというのは確かに似ているなぁと。
ヤンキーやギャルの場合はエネルギーが外へと向いていて、ロリータの場合は内側を向いているという差はあれども。
特殊な服装をするという事では同じだ。
私の場合どーしてもロリータが大好きでヤンキーが嫌いなのでロリータを贔屓目で見てしまうのですが一般人からしてみたらどっちもどっちなんだよなぁ。
そしてヤンキーからしてみたらやっぱりロリータなんか信じられなくて。
無論ロリータからしてみても同じくガルフィーのジャージなんか信じられないんだよなぁ。
不思議な三角関係。
ただし「自分の着たい服を着るんだーい」という点で一致してたりするんだよなぁー。
だから荒唐無稽に見えるこの「ヤンキーちゃんとロリータちゃん」もさほどそうは思えないわけですよー。


まぁ、俺は断固ロリータ愛なのですがね。
ありゃ良いものだよ。
ちょっと可愛いなーとか思っていた程度だったのがかなりディープにw
たまたま好きな人がロリータだった、というのが大きなきっかけで私もなかなかにはまりつつあります。
面白いのは、誰にもロリ服を着る理由がある、ってところかなぁ。
ヤンキーの場合そんな崇高なものはないですからw


映画もけっこう面白いという話なのでレンタルしてみっかなぁー。

へぇー。

映画の音楽を担当したのが菅野よう子なのかー。へぇー。すげぇなぁー。ますます見たくなったぜー。