国家替え歌問題、もう少し。

僕って結構アナーキスト*1というか、反体制*2だったりします。
だから権威だとか権力だとかそういうものに反抗したくなる気持ちは大変良く分かる。
ただ、国旗・国歌となると話は別だろう。「君が代」は果たして戦争賛美の歌なのか?戦争を推し進める上での道具となったのか?
加えて、普通に考えて戦争被害者(という言い方しかできないや)が、加害国*3の国歌・国旗を見て不愉快になるのか?ということ。
今の日本人で「The Star-Spangled Banner」を聞いて不愉快になる人間がいるか?星条旗を見て燃やしてやりたくなる人間がいるか?という話。
朝鮮人だとか支那人の日の丸・君が代に対する反感というのは明らかに両国のスケープゴート反日教育によって生み出されたものだろう。


さて、本題に戻るけど。
君が代斉唱の際に替え歌、それもかなり陰湿というか、巧妙な替え歌を歌うことは果たして反体制なのか?ということ。
僕は違うと思う。単なる逃げだ。処分されたくないという保身。(加えて、「僕はこんなかっこいいことをしてるんだぞー」的ナルシシズムを感じる)
本当に君が代に抗議したいのだったらば起立しなければいい。歌わなければいい。それが体制に対する反抗というものだろう。
はっきり言って、この替え歌による抗議って、カッコ悪いよ。
やるなら正々堂々とやれ。
当然、体制側も正々堂々と対処するわけだけどね。


ちなみに、僕の個人的な意見を述べさせてもらうと。
はっきり言って君が代、だせーよ。
(加えて「盛り上がらない」。大変ダウナーなグルーヴ。)
かといって当然廃止しろとは思わないけれども。
唱歌的第二国歌*4があっても悪くはないなと思う。
当然、愛国を歌ったものである必要があるけれども。


まぁ、一言で言ってしまうとFuck売国奴ってことなのですが。
日本がお嫌いならどうぞ支那朝鮮にでも移住して勝手に謝罪でもしてなさいな、と。

*1:I am antichrist、I am anarchistと歌ったSex Pistolsでさえ「God Save The Queen」を歌っている。「We love our queen」とね。

*2:極右というのも現状のぬるま湯政治に対する反体制だ、と思っています

*3:「戦争はどっちも悪いし、悪くない」というのが正解だろう。大東亜戦争に関して言えば「アジアは日本が守るんじゃー」的な歴史認識ですよ僕は。大東亜共栄圏なんてすごい発想じゃないですか。加えて日本の植民地政策。これは欧米列強のひどい扱いとは比べものにならない。本来だったら奴隷としてこき使われてもおかしくない朝鮮人支那人に同等に「日本人」としての権利と義務を与えたのだぞ?

*4:ある程度Unofficialな場面、例えばスポーツの応援などで歌われるような