坊主の思い出

←の写真からは信じられないかと思うが、中三の一時期俺の髪型は坊主だった。
それも俺宇宙をさまよう五分刈り頭のガリガリ君などというレベルではなく、一厘。

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俺は何故か知らないけれども目立ってしまうという妙なパーソナリティを持っている。
中学時代も、全日制時代も、今の定時制でも。
別に目立とうと思ってやっているわけではなくて、ただ自分の生きたいように生きているだけなのだけれども。


それ故に、今時珍しいくらいの激マンモス校だった私の中学校*1でもミョーな知名度
「○○です」と名乗らなくても学年のほぼ全員(注:登校拒否者除く)、少なくとも男子だと顔と名前が一致する男でした。


なので、結構ちゅーとはんぱな知人が出来るんだよねぇ。
俺は覚えてなくても向こうが覚えてたりすると結構めんどいです。

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なんでそんなことを思い出したかというと。
私の地元の自動車教習所、進路が決まった高校生*2でわんさかなんですよ。
幸いにして私の見た目はだいぶ変化したので(ふつう髪→長くて茶髪、ノン眼鏡→眼鏡 etc...)それなりに仲が良かった人でないと俺と分からないのは幸いなんだけどねぇ。


で。坊主の話。
中三の時同じクラスで、一緒にちょっとしたバカをやった奴がいたの。
どんなバカかというと「卒業写真撮影の前に頭を刈る」という。
…ふたりして一厘でした。はい。三年一組の一厘二人でした。


それで卒業以来会っていなかった*3そいつと三年ぶりだかの再会をしました。教習所で。
でね。面白い一言を言われた。


「坊主の方が良いって!」


私の坊主時代を知らない人(=高校の友人)に何度か坊主の頃の写真を見せたのですが。
私も「網走帰りだよなぁ、これじゃあ」という極悪フェイス。
目つきの悪さ+坊主。堅気に見えない中学三年生…。
俺が冗談で「俺も坊主にすっかなぁー」*4というと本気で「止めとけ」と言われるレヴェルの極悪フェイスなのですw
ちなみに、彼女にも本気で止めて*5と言われているのでしませんが。


そいつには「オタクっぽい」と言われました。
長髪+眼鏡=ヲタク なんだろうなぁ。
私は確かにヲタク的な性質を持ち合わせてはいるけれども狭い意味での「オタク」*6か?と言われたら答えはノーだ。
たまに「やっぱツインテールはえぇ」とか言うけどギャルゲもエロゲも自分には合わないと思って止した口ですから。
まぁ例えば「このオリンパスブルー(コダックブルー)が」とか言い出すと止まらないですがね。
悪い言い方をすると脳味噌筋肉の、私とまさに対称のような、かつて同時期坊主だったということ以外共通点がない奴ですからねぇ。


ちなみに俺のロン毛結構不評です。立てた方がいいって言われる。でもね、表情隠したいから眉毛出すの嫌なの。


まぁ、そんなことをふと、思い出したわけです。
ちなみにそいつとはまぁ、友人かな?って感じです。疎遠な友人、って感じ。

追記。

世のなかの「自分は目立たないからなぁ…」と思っている諸君。
目立ちたくもねぇのに目立つのって結構辛いぞ。

*1:ちなみにウルトラスーパーバカ中学。教師にとって流刑地のような場所だったので(もっと凄まじい中学校はあるけれども)極悪でした。トイレのあの独特の臭いは今になって思い出してみると煙草の臭いだったんだねw

*2:=タメで、いわゆるオナ中。私の地元は公立中学進学率が99%くらいなのでほっとんど知った顔ですw

*3:県北の私立の高校に進学(入寮)したため

*4:id:aki0512くんが坊主のため、頻度増加。坊主って本当に楽なんです。

*5:ただでさえどう考えても年齢差カップル(しかも違法臭い)にしか見えない。学年タメで、彼女の方が半年上なのですが。

*6:現在普遍的に用いられている用法での、です