日本と海外のアニメ事情

日本でヒットしたアニメはやっぱり海外でもヒットする。
ところがどっこい日本では全くもって泣かず飛ばずの大失敗*1かました作品が海外で大ヒットして利益回収、なんてこともある。
あるいは日本でもそこそこの人気と知名度がある作品なのにも関わらず海外での人気がそれを上回る作品。
そんなのがいろいろあって面白いですよね。


例えば「serial experiments lain」なんか日本じゃマジで誰も知らないけども(注:安倍吉俊フリーク除く)海外だと知らない奴はモグリなわけだし。
参考までにGoogle検索結果。
日本語だと 約 67,200 件、Web全体だと約 914,000 件(!)
ここまでの差って何なんでしょうねぇ。
やっぱ感性が違うってことか。


とりあえず、過剰に萌えを追求する今のアニメ界には相当失望してます。
昔は結構なんでもありだったのになー。
アニメってのはフォーマットのない表現ですから。
何やったっていい。(もちろん、ある程度の規制はありますが)
低予算故の奇跡という本当にエロ漫画とかAVとかと同じ奇跡が起きることがごく希にある。
(エヴァの最終二話は奇跡だと思う)
あ、エロ例にしたのはちょっと極端ですが。エロメディア(18禁メディア)はある程度のセックスシーンがあれば本当に自由に表現できるからね…。
lainなんかもある意味伝説を残したアニメだし…。(えっと、具体的には女性の超具体的自慰行為シーンを地上波で流しました)


ま、要するにlain最高ってことです。DVD-BOX買わないとなー。

でも

「DEVICE」収録されてないのかー。
台湾製の素敵なDVD*2にすら収録されていたのに。それはダメでしょうジェネオンさん。
「ウエザーブレイク」*3はまぁ素敵なDVDに入っていなかったので素敵なソフトウエアで見ましたが大変素敵でした。
画集もファンなら絶対旧版買っておくべきだし。


えっと、lainの魅力っていっぱいあるのですが、あれは「サイコストレッチャー」の名の通りキチガイ疑似体験アニメですから…。
まぁ、一種のドラッグですよ…。ビデオドラッグなんかに近い。
まさに真のカルトアニメ。(少なくとも90年代最強だと思う。もう二度と地上波放映できないのは確か)


俺がもしとちぎテレビに就職したら狂ったことやりますw
普段は無難なラインナップでも夏休みスペシャルとかはっちょこいて予算獲ってヤヴァイアニメ流しまくってやる。
ゴールデンタイムに流してやるぜ、ありすのオナニーシーン。ザッピングしている家族を気まずくさせてやるぜ!嘘です冗談です。
でもlainを再び地上波に乗せるってのはちょっとした夢だったりする。

納得。

俺はコンピュータを愛しているからlainを楽しめたんですね。
いや本当、すげぇアニメだよなぁ…。

*1:というほどではないにしても、知名度という点でよほどのアニヲタでないと分からない作品。あくまで資本主義的にということで余程のことがない限り大抵の作品にはファンが付きます

*2:ヒント:Yahoo!オークション

*3:今思えば奇跡のコラボだ!!