落語天女おゆい

間違っているぞ、落語芸術協会…。
絶対商業的にはこけるし間違っても「落語天女おゆい」がきっかけになっては落語ブームは来ないね。
(今少し落語ブームだけれども)
意図がわかんねぇ…。
まずターゲットが分からない…。
絵とかストーリーは明らかに萌えアニメを見る層を狙っているのだろうけれども、少年サンデー連載ってこともありおそらく枠はテレ東6時台なんでしょーが。
子供は見向きもしねぇよな…。
子供が燃える要素が見あたらない。敢えて言うならば一応バトル物ってことか。


ストーリーもつっこみどころ満載というか、頭悪いってか…。
そもそも落語を物語に取り入れるってのがすげぇ難しいぞ。
見てないけど、「タイガー&ドラゴン」はその点凄いとは思うけれども。
これは…相当頭悪いぞ。
物語を作る際のセオリーとして「タイムトラベルを題材にするのもできれば避けた方が良いし、それ自体を題材にするのでなければほぼ絶対に入れてはいけない」というのがある。
特にタイムマシンを使わない場合途端に嘘臭くなるというかまぁ大嘘超フィクションなわけだけども、それにしたって感情移入はしづらくなるわなぁ。
加えて萌えアニメと落語。水と油。
例えるならばトンカツにタバスコかけて食うようなもんです。
一部の人は美味いかもしれないけど大抵の人はダメっていうね。


しかし、とんでもないカルトアニメになる可能性、大。
落語ファンとしては笑点のオープニングアニメ以外でアニメ絵の桂歌丸三遊亭小遊三が動くってだけで面白ぇw
声、本人だし。
問題は落語というのは動きがあるということ。
それをどこまで再現できるかだよなぁ。
予算が潤沢だろうから笑っちゃうほどの超絶作画になったらそれはそれで作画マニアの注目を集めそうだし。
私は例えば煙草に例えるとガラム*1が大好きな人間ですから。
録画してやるぜ!!HAHAHAHA!!!
なんか2005年第五クール〜2006年第一クールは結構面白いアニメやりそうだなぁー。
…あぁ、暇が。

そうそう

主人公のキャラクターデザインと名前で特筆するべきところがありますね。
八重歯で「唯」。
ここで「あーあーあー」と言った人は私と熱い酒でも酌み交わしましょう。
そうです。同級生2の唯ちゃんです。
俺が初めてやったエロゲー。しかもPC-FX版。
あーやべぇよまた同級生2やりたくなったじゃねぇかー。


しかし度を超したバカ脚本は大好きです。
北京原人 Who are you?」今度DVD化するらしいな。
まぁあそこまでのレベルには達しないだろうけど。
萌えアニメと落語とタイムトラベルと超能力。たまらねぇ。バカだバカすぎる!!
ただ、ひょっとしたら万が一の確率で大化けする可能性もあるからね…。
それも期待しつつ当面は大爆笑バカアニメとして楽しもうかなと。
あーやべぇ連載みてみてぇなぁ。

追記

m.o.e.がアニメ化するのね。なら納得。バカ脚本にも。

*1:かの「盗んだバイクで走り出す〜」の人が吸っていた煙草。インドネシア特産。独特の甘みと香りが強烈で好みが別れるんだなー。