俺の夢って?

大きく分けて三つ。
三度の飯より確実に好きな(もうこれは俺にとっては空気のようなものだからさ)コンピュータ関係の仕事に就く。
政治関係の学部に行って論客もしくは政治家になる。
高校の、おそらく情報科の教師になる。
この三つかな。


コンピュータ関係ってのは言わずもがな。
もう死ぬほど好きなの、コンピュータを触っているのが。
ごにょごにょっとコマンド打ったりするのとかが。
コンピュータを触るというかコンピュータそのものが好きなのかな。
「普通に使える」というレベルじゃなくて、学問として(知識、教養としての)好き。
GUIの歴史の変遷について知っている高校生なんかあまりいないよな…。
(というかそもそも、GUIがGraphical User Interfaceの略だということすら知らない人が殆ど)


政治についてもまあ、言わずもがなだよね。
じゃあ今まで言わなかった、高校教師ってのになぜ憧れるか。


ひとつは何より、俺が今まですごく先生に恵まれてきたっていうのがある。
今もそうだし。
かっけぇんだよ、教師って。
少なくとも俺の周りにいた人は。
いろいろと人生踏み外してたりもするけど、すげぇかっこいいと思う、教師って。
まぁもちろんクソな奴もいたけれども。
そして、人生に関われる仕事だというのも大きい。
私は今までの人生で何人もの「恩師」と心から呼べる人に出会っています。
俺もそうなりたいなぁ、って思ってるの。


そして現状の情報教育への憤り。
普通科の高等学校でやっている「情報」は分かっている人にはローレベルで(退屈で)、分からない人にはすごく難しい。
そういう中途半端なものなの。
教科書を友人に借りてちょっと読んだら、なかなか悪くはない内容なのだけれども。
果たしてそれを真面目に学校がやっているか?としたら疑問なわけで。
(というか、普通科の科目としての、本当の意味での「情報」の教員の育成ができていない)


どういうことかっていうと。
たとえば当たり前に「Linux」「Unix」がどういうものか知っている
これくらいのレベルの用語認識は必要だと思います。
というのも彼女*1に「Linuxを俺のMacにインストールしていた」と言ったって宇宙語でしょう。
その言葉を認識させるためには本当に10時限くらいかかるわけでしてw
(まずOperating System(OS)とは何か、どういう働きをしているかという話からしないといけない。そして、そういう事を教える必要があると思う)
あとアラン・ケイスティーブ・ウォズニアックスティーブ・ジョブズリーナス・トーバルズ、そして坂村健*2などがどういう人物か知っている。
詳しくはわからなくても、なんとなーく分かっている。
そういうレベルくらいに達している必要はあるよな、と思う。
コンピュータが生まれて60年、Macintoshが生まれて30年。
もうそろそろ、文系的学問としての「情報」が生まれてきてもいいよな、と。


いやね。
俺がどうやってこれらの知識を得たかっていうと実はまぁダサいことに「Mac Power」なんだよ。ASCIIの。
俺が購読していた頃のMac Powerはすごく良い雑誌だった。それらのことを当たり前に学べた。


たとえば、書籍の「アップル」をやれとは言わないけれども。
そういう部分に、コンピュータを作り出してきたハッカーたちへのリスペクト、そういう精神を育てられないものかな…。
そう俺は考えてるのですよ。


ま、そんなのが俺の夢だったりします…。
一番現実的だよな。コンピュータについての事だし。
堅実だしな…。
自分はHackersをリスペクトしているけど、自分はCでHello Worldも書けない人間ですから。
Hackerを育てる人間になりたい。
そう考えてたりします。

*1:WWWに日記を書く程度のスキル。

*2:俺が真剣にコンピュータ関係で尊敬している人たち。ビル?誰ですかそれ。