もし俺が「情報」の授業をするとしたら

生徒がこんなん書いてもしょーがないだろうけど。
一応俺、高校で普通科の(プログラミング以外下手すると情報科でも)情報の授業ができるくらいのスキルはマジでありますからw


まず生徒のレベルを計ります。手を挙げさせる。
自分は定時制の教員を目指すと思われるので、自分の学校のレベルで話しますわ。


Windowsという言葉を知っている人」これはさすがに余程のことがない限りほとんどの人が手を挙げるだろうな。
Macintoshという言葉を知っている人」まぁ、結構まばらになるでしょう。
Linuxという言葉を知っている人」一人手を挙げればたいしたものです。
そして、「じゃあ、これら「オペレーティング・システム」がどういう働きをしているか、分かるかい?」と聞きます。
これで正確に説明できた人間は「退場!お前10やるから寝てろ!!お前は別コースなw」ですね。


そして、OSの働きについて説明していきます。
要するに、すんげぇぇぇぇーーーーー大雑把に言うと「なくちゃ話にならないんだよ?」っていう話を。


あとはまぁ、TRONだと身近な携帯電話から話を持っていくとヤンキーでも話が分かる、興味を持つかもしれないな…。
あ、定時制の場合携帯電話を用いた情報の授業、これでもう論文書けるかもしれねぇやw
携帯電話からどんどん話を広げていくことはできる。
あれだって立派なメールクライアント/Web端末 だから。
裏でどういうことをやっているか。どういうことをしているか。
まぁ実はあまりITRONと言ってもPCとさして変わらないわな。
(サードパーティの開発者がどこまでアクセスできるか、の差はあれど)
…だって考えてみたら、すげーよ。
俺はA5303Hという携帯電話を一時期使っていたのですが。
こいつにはSH-MobileというCPUが(初めて搭載されていると公言された)搭載されているのですが。
こいつの動作クロックを聞いたときにたまげたね。133MHz。
俺が初めてWWWにアクセスしたコンピュータと同じクロック周波数のCPUが手のひらに。
しかもSHアーキテクチャRISCプロセッサだから俺が使っていた98NoteのPentium(IIですらない!)よりも遙かに低消費電力で高性能。
話が逸れたけれども。
まぁちょっと懐かしい話をするとそんなことも思ったりしました。
んー、冒頭の「○○知っているひと」よりこっちのが身近だな。


まぁ、そんな感じなの。
実際の高等学校の情報の授業は受けたことないけれどもね。(つーか、受ける必要ねぇと思う)
「携帯いじってんじゃねぇ」じゃなくて「携帯の中身について、どう動いているか教えてやる」の方が面白いっていうか、ヤンキーでも入れるよね。入り込めるよね。
いいんです。たとえWindowsを使ったことがなくてももう立派な「コンピュータ」を触っているんてす。今の子供は。
ファイルシステムは搭載されていないけどね。
「つーか俺パソコンとか分かんねーし」って言う人でも大丈夫。
Hackerにはなれないかもしれないけれども使えるようにはしてあげるよ。
土方*1やるかコンピュータやるか。
というか一般企業にきちんと高卒で入れるかどうか。
今「Word、Excel使えます」ってのは最低条件だからね。


とにかく要は、高等学校で専門学校以上の内容をやってやるよ、という。
まぁすげぇ壮大な試みかな、とは思うけどさ。
今の情報教育が「とにかくコンピュータを使えるようになる」ってのが問題なの。
「使える」じゃなくて「分かる」人がいないと。
少なくともキンタマウイルス踏むようなバカが増えてはいけない。
Internetを利用するにあたっての最低限のモラルを教えたい。
…まぁ、モラル以上のことも「おまけ」で教えるけどさー。


まぁ、そんなのが俺が情報の教員になりたい理由ですわ…。

*1:別に土方を差別している訳じゃないし、リスペクトもしています。俺には絶対できないことだから