交響詩篇エウレカセブン #38

バカ子供とバカ大人の話、か。
しかしまぁ、まどろっこしいカップルなのは確かだ。さっさと突き合ってしまえ(冗談です。僕も人のこと言えません。)。
ホットドッグプレスなお話でしたw


よくエヴァと似てる似てると言われるこの作品ですが「似て非なるもの」という表現が正しいかな。
ホランドが誰がどう見ても立派な人格障害*1なのは確かだけれども。かといって「登場人物全員アダルトチルドレン」と言われたエヴァ程ではない。
しかしエヴァの話になりますがね。ゲンドウの最後の告白で僕はもう涙ドバドバでしたよ。
あのアニメはね、ACが見ると特別な意味を持ってきます。はい。俺にも欠如してたもんな、父性*2
その点レントン少年はただの中二病なだけでぜんっぜん健全です。健やかです。
しかし"人の様で人でない存在"って、なんでこうも惹かれるんだろう。
これは同じBONES作品のKURAU*3だともっと分かりやすいというか、それがテーマですが。
(さすがに「対」という用語を出したのはまじぃけどね)
まぁでも、誰しもあぁいう悶々とした思いってのはするわけでね。俺も昔そんなことあったっけ*4かなぁー、って感じで、微笑ましく見れるわけです。


あと、"メディアによる大衆操作"が大きなテーマになってるよね、この作品。
地味だけどストナーが大好き。格好良いよね、ああいうライター*5(&カメラマン)。
Ray-Outというアングラ雑誌を発行するなぞの集団ゲッコーステイトって結構、サブカル野郎な僕には響きます。
どう動くのかね、カウンターカルチャーとしてのゲッコーステイトが。


そんなわけで僕は大好きですこの作品。"特殊脚本家"小中千昭がかなりストーリー大きく触ってるよ、これ。(たまにしか書かないけど)あぁ特にコーラリアンと最初に接触した時の映像はよかったなぁ。また見たくなったよ


やべ、そろそろ学校行かないと遅刻する。
これからも大注目であります。

*1:あそこまでの過剰な暴力性は間違いなく境界例の一種でしょう

*2:親父にゲンドウみたいなことを言われました。俺が怖かったんだって。…ちょっとぶっちゃけすぎたな。

*3:あまりにあまりに地味すぎて人気がないけれども、俺の中では超名作。

*4:好きな女とヤりてーなんて感情誰だって野郎ならば持つさ

*5:サブカル雑誌のライターほど格好良い職業は無いと思うぜ。あこがれの職業。