交響詩篇エウレカセブン #26

俺は不覚にも泣いてしまった。
エウレカレントンを探しにいく場面、そしてレントンエウレカの手を掴み抱きしめた場面。
俺はその場面で泣いた。


恐らくそれは二人にとって初めて、その気持ちが通じ合ったからだと思うのです。
レントンのバカは(敢えてこう書く)ずーーーーーっと一方的な愛をエウレカに押しつけてきた。
悪い言い方だけれども。
だけれどもエウレカレントンと離れることによって、己のレントンへの気持ちに気づいた。
そして初めて、自発的に愛を表現した。
そのことに泣いてしまったのだと思います。


臭い言い方ですが愛とは奇跡です。
奇跡が起きなければ愛は生まれない、とも言う。
数々の必然的な偶然の積み重ねによって出会いそして愛し合う。
それを表現したから、泣いてしまったのかな。
深い共感がなければ泣いたりしません。


とにかく、凄かった。
あぁ25話の長い道のりはそのためだけにあったのだ。
見続けて良かったと思った。