インディアン嘘吐かない。コンピュータも嘘吐かない。

ふと「なぜ自分はコンピュータというものに魅入られてしまったのか」と考えた。


時折、自分の住む世界、そして人は大嘘吐きなんじゃないかと思う。
人間は嘘が吐けるからね。
自分以外の総ての人間が皆嘘吐きに思える時がある。
否、自分さえも。自分の言っていることは心からの言葉なのか?と。
そんな不安な気持ちになってしまうのです。
なぜそこまで自分が一時的な人間不信に陥るか。
おそらくは幼少期の体験が大きいのだろうね。
あくまで一時的なものなのですが。
世界というと、自分は映画の「マトリックス」であるとか、漫画・アニメの「攻殻機動隊」であるとか「serial experiments lain」、「エースコンバット3」などが好きというものあるが、時折本当にそうなんじゃないのかと思う。
(そして『魂のデジタル化』ということに深い興味を示している)


話を戻そう。
タイトルの通りだと思う。
コンピュータは人間と違って嘘を吐かない。
そこに曖昧はない。
曖昧さにしても人工的に造られた、プログラムされた曖昧さでしかない。
プログラムを書き、古くは「RUN」をしたり、コンパイラインタプリタにかけ実行する。
プログラムはその通りに動く。
気分で行動しない。
唯一、乱数を発生することはできるが、それにしたって完全な乱数。
(この乱数というものにも俺は大変心惹かれているのだが。無権に乱数を表示し続けるプログラムを書いてみようかなと思う)


たぶん俺はだからコンピュータというものに癒しを求めたのだろう。
そんなことを言うと、現役のプログラマに殺されそうですが。
(でも、面白くねぇよな職業プログラマの仕事って)
あんなに大嫌いな数学も好きになれそうな気がする。


追記すると「でも、自分一人じゃあ生きていけない」ということくらい分かっています。
他者とコミュニケーションすることでしか人間は生きていけないんだ。自己を確立できないんだ。
ウサギは一匹でも生きていけるが人間には友達であるとか家族であるとか恋人であるとかが必要なのです。


加えて、俺は無意識にコミュニケーションによって傷つくことを恐れているのだろうね。
必要以上に。
昔はもっと、思ったことを言う人間だったのにな。
自分が必要以上にプライベートな話をしないのもそれだろう。
文章だと不思議とこう書けるのにね。


最後に。
「俺は彼女とコンピュータどちらを取るかと言われたら、迷わずコンピュータを取るよ」と言った。
そういう理由からなんだよな…。

2005/2/28 追記

彼女にここのブログのURLを教えたので。


この時点での話です。
今は彼女とコンピュータだったら迷わず貴方を取ります。
こんな残酷なこと書いてごめんね。