自由民主党、圧勝

まぁ、書かないわけにはいかないでしょう。


昨日、20時になって衆議院選挙の出口調査の結果が公表されて驚いた。
まさかここまで自民が圧勝するとは。
えらく久しぶりの単独過半数である。


しかし、考えてみたら当然っちゃ当然なんだよなぁ。
郵政民営化」という死ぬほどわかりやすい政策だけ(意図的に)アピールした自民党(小泉純一郎)。
いろいろと風呂敷を広げすぎて結果的に説明不足となった野党、特に民主党
何より自由民主党への支持というよりも、総裁/首相・小泉純一郎への支持というのが大きかった。


小泉純一郎政権の大きな成果はやはり景気回復でしょう。
なんだかんだ言って日経平均株価は12000円台。
今までの首相ができなかったバブルからの復活、それを見事に遂げた。
評価されてしかるべきでしょう。
加えてリーダーとしての資質が評価されたんだろうな。
「独裁的」ともとれるが、郵政民営化に反対する議員はあきらかに既得権益の保護しか考えていない。
どちらが国民の側にたっているか考えれば、造反議員を公認しないというのは当然です。


だけれども本当の焦点は郵政民営化などではない。
その先に何が待っているか。
国民は増税と、それに伴う社会保障の向上を選択した。
また、改憲を進めること、特に自衛隊の権限拡大も認めた。
私はそのどちらも賛成なので納得した上で自民党に投じたと思いますが。
(選挙権はまだなのー。)


日本の野党の問題点というのはとりあえず与党の政策には反対しておこう、その程度しかないこと。
特に民主党
自民党以上に主張が一貫していない。
保守改憲派、革新護憲派が入り乱れている。
西村眞悟のような極右もいれば横路を代表とする旧社会党系の左翼もいる。
そんな党の主張がまとまるわけないじゃないか。
(しかし、西村眞悟はなぜ民主党にいるのだろう。民主党の政策は明らかに彼の主張とは異なるではないか)


「たしかな野党が必要です」と日共は言った。
まぁ日共の場合主張に一貫性はあるんだけれども、日本の共産主義化なんてのはあまりにも国民の意思とはかけ離れているもんねぇー。
社民党にしてもそう。政策がお話にならないもの。
民主党のような売国党ではなくて(すさまじい売国っぷり!!)きちんとした保守・改憲派の野党が無いことにはどうかなぁと思うんだけど。
これからの日本の課題はやはり、きちんとした野党が生まれることかな。
電波でもなくただ与党の政策に反対するだけでなく、しっかりと対案を出せる政党。
まぁ日本の政治家、特に野党の政治家の頭が悪すぎるってのが問題だよ。
私は西村眞悟には期待しているのですがね。つくらねーかなー極右政党。


ま、俺は選挙権もまだ無いのであまり関係ないっちゃ関係ないんだけど。
私は今回の選挙結果は当然だと思うし、小泉支持です基本的には。
いいじゃない独裁。独裁最高。
愚民の民主主義よりは天才の独裁政治を望むよ、俺は。