ACCESS、米PalmSourceを買収

Palmはとっても良くできたPDAだった。
だけれどもいかんせん、Palm OSはその当時のPDAにとっての水準でしかなかった。
プリエンティブマルチタスクでもないし、マルチメディアにもインターネットにも弱い。
「使い勝手はいいんだけれども安定性がない」という、Classic MacのようなPDAだった。


とても使いやすかったんだけど仮名入力の俺にとってはGraffitiは辛かった。
Visorは解像度も低くしかもモノクロで、仮名入力のキーボードも発売されず結局使わなくなった。
自分にはどちらかといったらPalmよりWindowsCE/Pocket PCの方が向いてるな、ということも自覚したし。
だけれども、「ファイル」を意識しないPalm OSは、やっぱりPDAとしては使いやすかった。
CLIEの購入を真剣に考えた時期もあったけれども、Pocket PC機と比べて価格の割に性能が低いのが嫌でやめた。WWWの閲覧には向かないっていうしね。


しかし、ACCESSが買収したか、PalmSource
これからどうなっていくのだろう。
再び日本語Palmが発売される日は来るのかな…。
自分が触ったはじめての「PDA」だけに楽しみです。