オタクよ、書を捨てよ町に出よう

クソ眠いけど、頑張って書く。
おふとんの誘惑に負けたら寝る。

奈良の女児誘拐殺人事件の犯人が逮捕されましたね。
まぁ、ひと安心ってところでしょうか。

しかしまぁその動きに乗じてか、どうもオタク叩きもついでに起こっているみたいでして。
一応現役バリバリのオタクとしては何か書いてやらなくては気が晴れない。
ってことで何か書いてみようかなと思います。

今回の事件の犯人は叩きたい側からしてみたらあら残念、全然オタクじゃありませんでした。
ロリ好きのオタクならば必ず持っていると思われるパーソナル・コンピュータすら持っていなかったという。
これはもう犯人がオタクではないということを決定付けるにはもう十分すぎるほどです。

まぁ「フィギュア萌え族(仮)」とか言っている馬鹿からしてみたらもうかなりやっちまったわけでして。
実際犯人の部屋からはフィギュアは全く発見されていない。
主に二次元に欲情するいわゆる「ロリコン」ではなくガチンコの「ペドフィリア」だったということが決定付けられましたね。

「日本は児童ポルノが野放しにされている」と一部の何も分かっていない人は言いますが。
一応、表では既に実際の児童が出演するものは完全に駆逐されました。
(裏ではいまだにペドフィリアのコミュニティが依然としてあるが)
いわゆる二次元エロについて言いたいんでしょうが、まぁ確かにそういったモノが作られる国は我が国日本だけですよ。

というかなんだかんだ言って「芸術」と「ポルノ」なんて区別がないんですよ。
昔描かれた少女の裸の絵は「芸術」で現在描かれるものが「ポルノ」なんて馬鹿げているとしか言えない。
実際、一昔前にフランスのワイナリーが少女の裸が描かれたラベルのワインを出して、アメリカ向けだけ白いラベルになったというお馬鹿としか言い様が無い事件があったとテレビでちょっと見た。

あとは、いわゆるエロゲーなんてもはやギャグの領域に達していると思いますよ。
「はじめての(以下略)」シリーズなんて「こんな18歳以上はいねぇよ!!!」って誰だって思う。
これこそが歪んだ規制のたまものかな、なんて思ったりする。

でも真の問題はそんなことじゃなくって、もっと根深いんだなぁと切込隊長のブログを読んで思った。
まさに俺が日頃思っていたことをこの人は言ってくれたな、って感じである。
(さすがにこんな大手ブログにTrackBackする勇気はないので勘弁してくれ…)

気付いていないだけで、我々人間ってのは何らかのマイノリティなのである。
例えば切込隊長のブログにも挙げられているが「車」を「道具」としてではなく「好き」というのも、社会集団の中では立派なマイノリティだ。
(そうでなければ糞つまらないミニバンなんかが売れるわけがない!)
また、マイノリティの中にもマイノリティってのは存在する。
それはゲーム好きの中でのレトロゲームマニアだったり、車好きの中のいわゆるエンスーと呼ばれる人たちであるとか。

恐らく多くの人たちはその事実に気付いていない。
それは大衆真理とでも言うのか、自分がマイノリティだと認めたくないと思っているのだろう。
でもそれはどうしようもない事実なわけで。
というか、むしろ何のマイノリティでもない完璧超人を見てみたいものだが。

いわゆるオタクと人括りにされる呼ばれるマイノリティ集団の中で、本気で幼女しか愛せないガチのペドフィリアなんて本当にごく少数しかいません。
ただし、オタクという集団が往々にして他者とのコミュニケーションが下手で内向的故に、そういうイメージを持たれているのは確かです。
そして異常な性犯罪者ってのがこれがまた「オタク」的な内向的な性格の奴が多い、というかそういうのしかいないんだな。
(レイプ犯はその反対で、外向的な人が多いように思われるが)

馬鹿なおっさんは「フィギュア萌え族(仮)」を「生きた少女を性愛対象とするいわゆる『ロリコン』とは違う」などと言っています。
もうね。
馬鹿言ってるんでねぇ、と言いたい。
(実際犯人はフィギュアなんか持ってなかったしね。自作のオランダ妻は持ってたみたいだがw)

何言ってるんでねえ、と言いたいなオタクとしては。
二次元の世界の中で、確かに「生きて」いるんだよキャラクターというものは。
そしてそれに向かって何らかの感情を抱く、と。

そもそも今回の事件をプロファイリングするとしたら犯人さんは屍姦症(ネクロフィリア)とペドフィリアが合体した方でして。
そういう人ってのは幼少期の体験であるとか、そういったもっと昔のことがきっかけとなってそういった性癖を身に付けるのです。
全く持ってオタクの二次元指向とは違う。

    • -

よし、この際だからオタクとして思っている事を書いちゃうぞー。

オナニーは異常な行為ではない。
それはファッキンなカトリックの世界でだけであって、科学的にもそれは証明されている。

でも、一生オナニーに明け暮れるのは、これは異常なんじゃないのか。
テメェの遺伝子を残すという行為を放棄してタンパク質の無駄遣いをしているわけだからね。

現実の女性と全く話ができなくて、二次元のいわゆる「疑似恋愛」の世界に入ってしまうのが正常なのか。
これは悪いけれども異常としか言い様が無いと思いますよ僕は。
まぁ俺も人と話すのは得意なほうじゃないし(どもっちゃうしね)、好きな人の前じゃ何も話せなくなってしまうけれども。
それでも俺は逃げないよ。
人を愛するということから。
(げー、すげぇハズカシイこと書いちまった。なんかストーカーみたいだけれども、この事が言いたくて俺はこの文章を書いたのかもしれない)

俺だっていわゆるエロゲーだとかギャルゲーはやりましたよ。
でもそんなことをしたって現実で恋愛できない虚しさがつのるばかりだったので、やめましたが。

「現実の女性に相手にされない」というのは、異常性愛者の共通項です。
だから殺しちゃったり、自分の力が及ぶ幼女にしか興味がなくなるわけでして。

そういう方向じゃなくってエロゲーやギャルゲーで仮想恋愛してるのならば、また健全っちゃ健全ですね。
現実で相手にされない男たちのガス抜きとして存在するのですから、こういうものって必要悪なんじゃないでしょうか。
もしもこの世からエロゲーやギャルゲーが無くなったらと思うと本当にガクガクブルブル。

まぁ、それにしたって努力はするべきだと思いますがね。
うん、俺も頑張らなくっちゃあ。

煙草の吸い過ぎで身体が冷えてきたので風呂入って寝る事にする。
まぁ「オタクよ、書を捨てよ町に出よう」ってことでしょーか。

関連りんくー
奈良女児誘拐殺人事件における、マスコミのオタクバッシングまとめサイト
(参考になったし、その意見に共感もできるけれども「報道被害」ってほどじゃないと思う)
安心な地域どう作る(しんぶん赤旗)
(こんな意見を載せる共産党はオタクの敵だ!!)
切込隊長BLOG(ブログ) 〜俺様キングダム
(おもしろい。